Apple、7インチディスプレイを搭載した「Apple HomeView」発表
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Appleが、家の中心に置くスマートディスプレイ「Apple HomeView」を発表した。音楽、FaceTime、スマートホームの操作を1台にまとめた、Appleとしてはまったく新しいカテゴリの製品だ。
先に書いておくと、日本での発売は案内されていない。予約はアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランドで始まっており、発売は11月13日。シンガポールと南アフリカも同日に発売される。
卓上モデルと壁掛けモデルが用意されている

HomeViewは2つの形で用意される。iMac G4を彷彿とさせるドーム型のスピーカーベースに画面が載った卓上モデルと、壁に取り付ける「Apple HomeView(壁掛け式)」だ。価格はどちらも299ドル。

画面は7インチのLiquid Retinaディスプレイ。True Toneに対応し、明るさは500ニトから0.3ニトまで自動で変わる。寝室に置いても眩しくないというのが狙いとしてありそうだ。離れているときは情報を絞って大きく、近づくと細かく表示する仕組みも入っている。
卓上モデルはアルミニウムのボディにステンレススチールのヒンジを備え、画面の角度を変えられる。カラーはシルバー、スターライト、ローズピンク、スペースグレイの4色。壁掛け式はスペースグレイとシルバーの2色で、Schneider Home製の専用マウント(別売り、59.95ドルから)を使って取り付ける。
音にもこだわりが見える。卓上モデルは画面側にフルレンジドライバーを2基、ベース側に下向きのウーファーとパッシブラジエーター2基という構成で、空間オーディオにも対応する。気になるチップはiPhone 16などに搭載されていたA18だ。
顔を見て、その人の画面に切り替わる

個人的に一番気になったのがここだ。HomeViewは最大6人の顔を認識し、前に立った人に合わせてホーム画面を切り替える。メッセージやカレンダー、リマインダーといった個人の情報は、本人が認識され、かつペアリングしたiPhoneかiPadが近くにあって最近ロック解除されているときだけ表示される。
家族で共有するデバイスは、誰のものでもない画面になりがちだ。そこを「みんなの1台であり、自分の1台でもある」に持っていこうとしている。
待ち受けにあたる文字盤も用意されている。共有アルバムを使ったフォトフレームになる「写真」、人の動きに反応する「フロー」、スヌーピー、そしてカメラ映像を最大9台まで同時に映せる「ホームカメラ」などだ。
そのほか、センターフレーム対応のFaceTime、家中に声を届けるインターコム、Webのレシピを手順表示に変える機能、煙や一酸化炭素の警報音の検知にも対応する。
主役はSiri AI

HomeViewの操作の中心は、新しいSiri AIだ。照明やドアロック、ブラインドの操作はもちろん、画面の内容を踏まえた会話や音楽探しにも対応する。カメラとマイクのデータはA18チップのSecure Exclaveで分離して処理される。
ただし、Siri AIはベータ版の扱いで、対応は英語のみ(米国、英国、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカ)。HomeViewの発売国がこの8か国とぴったり重なっているのは偶然ではないだろう。

同時に、LG ElectronicsやSchneider Electricと協力したスマートホームアクセサリ「Apple Home Collection」(カメラ、サーモスタット、ロックなど)も発表された。こちらは12月から順次登場する。
日本での発売に言及がないのが気になる
HomeViewは、Siri AIが使える国でだけ販売される製品だ。裏を返せば、日本語のSiri AIがこのデバイスで使えるようにならないとそもそも販売されないのだろう。それ以外にも日本ではまだ出せない障壁がある可能性も十分考えらえるので、これについてはAppleの続報を待ちたいところだ。。
ただ、それでも個人的にはかなり興味がそそられる製品だ。自宅のリビングに置いて常に自分のデータを表示させたり、スマートホームのリモコンとしても役立てられたら最高ではないだろうか。



