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【PR】「コロナを経て今年、大きな最初の一歩となった。」グローバルイベントへの悲願の躍進。スタートアップの祭典COMEUP2022

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この記事はAVING Newsの提供で掲載しています。

11月9日〜11日の3日間、韓国最大のスタートアップイベント「COMEUP 2022」が、ソウルにある東大門デザインプラザ(DDP)で開催されました。

4年目を迎える本イベントですが、昨年までは政府主催イベントでした。今年からは、約2,000社で構成される韓国スタートアップの民間団体「韓国スタートアップフォーラム」が運営を担当。

新型コロナウイルスの制約緩和に伴い、英国、ドイツ、イタリア、インド、ベトナム、タンザニアなど約250名の業界関係者も参加し、大盛況のうちに終わりました。

私達は本イベントのエグゼクティブディレクター、韓国スタートアップフォーラムのジョシュ・チョイ氏にインタビュー。初の民間主導イベントへ至るまでの経緯を熱く語ってくれました!

政府主導から初の民間主導のイベントへ

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ーー 2022年のCOMEUP開催おめでとうございます。例年と比べていかがですか?

ありがとうございます。
初回は2019年でしたが、2020年は新型コロナウイルスの影響で完全なオンラインイベントでした。去年はオフラインに移行したものの、定員の制限もありました。

政府主催の頃は海外スピーカーの招待にも制限があったため、今年はその枠を超え新たな気持ちで開催できました。韓国では梨泰院の痛ましい事故があり、イベント開催日の直前まで国家哀悼期間だったため、ソーシャルメディア上でイベントを告知するのが難しかったのですが、期待以上にご来場者が多く、とてもうれしく思っています。

COMEUPのこれまでの成果は、2019年には20社のスタートアップが合計6000万ドルの資金集めに成功。2020年は24社合計9000万ドル、2021年は22社合計1億5000万ドルの資金調達と、着実によい機会へと成長しています。

呼ぶだけじゃなく世界から”呼ばれる”イベントへ

ーー 今回のCOMEUPのコンセプトはなんですか?

韓国には「Next Rise」「Try Everything」というスタートアップイベントがあります。去年までは公的機関が主導する国内イベントという意味で一緒でしたが、今回から我々のみの民間セクターの開催に変わりました。

ただ、外国人投資家にとっては今、シリコンバレー、ロンドン、ドイツ、フランス、シンガポール、ベトナムのスタートアップが、現時点では魅力的でしょう。実際、投資家に韓国でのビジネスに興味があるかと聞くと「分からない」と言われてしまうことも多いのです。

果たして韓国のスタートアップシステムは、本当に世界的にオープンなのか。どのような変化が必要なのか、イミグレーションポリシーやビザなど、政府が何か改善できるのか。今後は、こうしたリアルな問題を議論していく必要があるでしょう。そして我々も、海外からスピーカーを招待するだけでなく、裏話、苦労話や失敗まで共有し、よりスタートアップ企業の現実に寄り添った内容を届けていきたいと考えています。

なお今年は英国、ドイツ、イタリア、東南アジア、アフリカからスタートアップを招きました。アフリカのスタートアップは人道的課題、環境問題、貧困など、解決すべき深刻な問題を多数抱えています。ユニークなソリューションがあっても、資金不足で、成長するための手立てが少ないのが現状ですが、韓国には途上国をサポートできる土台があります。だから、良いコラボレーションができるのではないかと考えています。

また、韓国の大企業、サムスンやヒュンダイに、スタートアップ支援プログラムがあることは有名ですが、大企業ゆえに、担当者とのコネクションも作りにくい現実があります。ただ実は、大企業だけでなく、中小企業もスタートアップとのマッチングを望んでいます。しかも、国籍も問いません。でも、こうした情報はあまりオープンになっていません。

だからこそ我々COMEUPが、地域に根ざしたアクセラレーターや、ベンチャーキャピタルとのコネクションを使いながら、スタートアップが持つ個々のソリューションを見極め、マッチングの橋渡しをしたいと考えています。

今年はCOMEUPにとって重要な年です。何故なら、グローバルイベントを完成させる第一歩となる年だからです。海外から多くの人を招待するだけならば、資金があれば達成できます。ただ我々はそうではなく、明確なコンセプトを持って、グローバルイベントとしての第一歩を踏み出すことにしたのです。

世界的なイベントにするためには、具体的なターゲット戦略と、ビジョン提示が重要です。これが昨年とは大きく異なる点であり、今年私たちが作ろうとしたフォーラムの主なコンセプトです。

起業家のコミュニティとして

スタートアップにとって重要なのがコミュニティでしょう。COMEUPは、そのコミュニティを起業家に提供する場でもあります。

起業家が成長するための最良の方法は、他の起業家から学ぶことです。もちろんアクセラレータープログラムに参加して、メンターや投資家からアドバイスを貰うのもいいでしょう。

しかし、彼らが一番気になるのは、次のステップへの進み方なのです。まずシードマネーを手に入れる方法、そしてその後の悩みはどう生き残るかでしょう。

ネットにはたくさんの情報がありますが、起業家は皆、リアルな話を聞きたいと思っているはずです。自分たちの目標を実現している経験者、具体的な事例をもつ起業家からの正直なアドバイスを望んでいる。

とはいえ、内部情報は、ビジネスの当事者間でしか共有されません。自分たちの成功のノウハウを分かち合うには、それなりの理由が必要です。だからこそ、密なコミュニティが重要な役割を果たすのです。

自身のビジネスが忙しい中でも、スタートアップ業界全体を成長させながら、自らも学んでいくために、起業家の皆さんに、コミュニティ活動を続けていただくことを、我々は望んでいます。

そしてCOMEUPは、単純なスタートアップコミュニティの提供や、イベントの開催だけでなく、より具体的な成功と、海外進出を目指す企業のためのグローバルコネクションへの成長を実現します。

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コアメンバーわずか10名ほどで準備を行ったというCOMEUP2022。

寝る間を惜しんで当日を迎えたメンバーも、大いなる目標への第一歩に目を輝かせていました。民間開催になったからこその強みを活かし、世界中を繋げ、より具体的にスタートアップの成長を加速させるイベントとなることが期待されます!

いつの日か、COMEUP JAPANが開催される日を楽しみにしています!

  • 記事を書いたライター
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蛯原天

蛯原天

フリーアナウンサー・ライター

八丈島うまれ、伊豆大島出身 生放送通販番組、イベントMCを中心に活動中。司会業の傍ら、IT分野へ関心を持ち2010年よりライブストリーミングを本格的に学び、現在は出演のほか、企業ライブ番組の企画構成から技術までを一手に請け負っている。 https://ebiharaten.com/

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