12月15日、Apple丸の内で特別なToday at Appleのセッション「アートラボ amity_senseiとホリデーをカラフルに書こう」が開催されました。
このセッションは、新渡戸文化中学校・高等学校の、中学1年生から高校2年生の20名が招待され、YouTuberのamity_senseiがiPadアプリProcreateで、雪だるまをモチーフにしたホリデーカードのデザインの一緒に描きながら使い方やコツなどを学んでいくというもの。
セッション前には全員にiPad ProとApple Pencilが配られました。そしてamity_senseiの丁寧な説明をもとに、実際に雪だるまの絵を真似ながら描いていきます。amity_senseiは、京都で子供向けのiPad専門クリエイティブスクール「iPadmate kids」を運営していることもあり、指導もわかりやすく、生徒の皆さんと同じ目線の、距離の近い雰囲気で話しかけていました。
新渡戸文化中学校・高等学校では、授業や日常生活で既にiPadとApple Pencilを使っており、生徒の皆さんは操作や扱い方はお手の物。amity_senseiの説明にも戸惑うことなく、自在に扱う姿に、これからの教育現場の未来を垣間見た気がしました。
下書きからペン入れ、そして色付けまで
流れはまず、amity_senseiのお手本の雪だるまを模写。しっかり下書きを描いてから、レイヤーを作ってペン入れ、色付けと進んでいきます。amity_senseiからは下書きの重要性やペン入れの際のコツなどが実践されながら説明されました。驚いたのは、生徒さんたちの画力とアイデアの豊富さです。
amity_senseiの指示に従って書くだけでも、僕はあんなに上手く描ける自信がないですが、生徒さんたちは、そこにオリジナリティを加えていて、出来上がった作品はどれも個性的なものばかり。これにはamity_senseiも驚きの声をあげていました。
ティム・クックCEOとグレッグ・ジョズウィアック氏がサプライズ登場
Thank you to @amity_sensei for sharing Apple Pencil tips and tricks at Apple Marunouchi. They make expressing creativity on iPad even easier! ⛄️ pic.twitter.com/7qlX9Iac2t
— Greg Joswiak (@gregjoz) December 15, 2022
セッション途中にはAppleのワールドワイドマーケティング担当シニア・ヴァイスプレジデント、グレッグ・ジョズウィアック氏(Greg Joswiak)がApple丸の内にサプライズ登場。そのまま生徒さんと一緒にセッションを受け、実際に雪だるまの絵を描いていたのですが、生徒の皆さんにも負けず絵がすごく上手かったです。
セッションの最後はみんなが書いた絵をApple丸の内のビデオウォールに写し出して、どういったことに気をつけて描いたかなどをインタビュー。
その時でした。突然Appleのティム・クックCEOがこちらもサプライズ登場!店内は大きな歓声と拍手が巻き起こりました。ティム・クックCEOは、生徒の皆さんに声をかけたり、一緒に記念撮影をしたりとリラックスした雰囲気で過ごしていました。
今日、Apple Store丸の内で中学生に向けてiPadセッションをさせていただきました✨
そしたら突然 ティム・クック来店❣️@tim_cook @gregjoz
日本にいることは知ってたので、もしかしたら来てくれるかなと思ったけど、本当に来て死ぬほどビックリしました。ティム来た瞬間 会場がスーパーヒートアッ pic.twitter.com/lcTVmfFJJI
— amity_sensei / iPadmateNFT (@amity_sensei) December 15, 2022
生徒の皆さんは突然現れたティム・クックCEOに一様に緊張していた様子でしたが、一緒に来ていた先生たちがかなり盛り上がっていたのも印象的でしたね。
amity_senseiの想像を超える作品がたくさん登場
気を取り直して行われた完成した絵の発表会では、改めてどんな意図で雪だるまを描いたかをみんなの前で発表。思うままに描いてみたという生徒や、影をつけてより立体的な雪だるまを描く生徒まで現れ、amity_sensei自身も想像を超える作品の数々が出てきたことに、本当に驚いていました。
今回のセッションは、実際に一緒に絵を描きながらコツやポイントなどが学べるということもあり、生徒の皆さんはお互いに操作がわからない部分は教えあったり、終始集中して描いていて、時間ギリギリまで描いていたのが印象的でした。
「iPadでクリエイティブを」というテーマはよく言われることですが、どこから始めていいかわからないという人も多いでしょう。Today at Appleのように、どんな人でも実際にデバイスを使いながら体験できるのはやはり面白い取り組みですよね。
セッション終了後
セッション終了後、まだ店内にいたティム・クックCEOはストアスタッフやamity_senseiと記念写真。ストアにいたお客さんとも気軽にコミュニケーションをとって、写真撮影にも応じていました。
グレッグ・ジョズウィアック氏(Greg Joswiak)にも色々な人に声をかけられていて、気軽にトークにも撮影にも応じていて、スタッフの人には「Apple Family!!」と声をかけていて、ものすごくフランクな印象でした。