「Disney+」入ってますか?
ディズニープラスは、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの話題作が、いつでも、どこでも、見放題で楽しめるディズニー公式動画配信サービス。
私はサービス当初から利用していますが、最近の利用目的はマーベル・シネマティック・ユニバースの再履修、スター・ウォーズシリーズの再履修(そして、マンダロリアンとボバフェットを見るために!)のため。純粋なディズニー映画やアニメを楽しむ機会はまったくなかったのですが、今回、物凄い作品に出会ってしまいました。それが、こちらです。
チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ
実は私はディズニーキャラクターの中でも、チップ&デールが大好き。以前は、キャラクターグッズを買い揃え、年間パスポートを持って舞浜に通っていた過去もあるほどです。
そんな私が、SNS上での広告を見かけた際の盛大な違和感。チップが2Dで、デールが3Dになってないかこれ?どういうこと?スペースジャム?と、ランチを食べつつ軽い気持ちで見始めたのですが、まぁ、これがすごかった…!
版権と言えばディズニー、ディズニーと言えば版権、というイメージがありますが、本作はそのイメージを斜め上からクラッシュしていくような構成になっており、本当にいい感じで「狂っている」としか言いようがありません(全力で褒めてます)
ネタバレになってしまうので多くは語れませんが、ディズニーマニアはもちろん、アメリカのカトゥーンが好きな人なら終始吹き出しっぱなしで画面に釘付けになること間違いなし。
「ちょ、本家がこんなことやる!?」
と大声で突っ込まざるを得ません。特にディズニーマニアの皆さんは、目を酷使するほどの小ネタのオンパレードですのて、心してみる必要があります。
所々に散りばめられたニヤリとする風刺や、ネットミームのあのネタ、1990-2000年代のアニメ表現をdisるシーンなど、映像技術に詳しい人や映画好きのためのネタも多数用意されています。
それだけでなく、映像表現がとにかくすごいんです。2D、3D、CG、実写が組み合わさった画面は、脳がバグるほどの仕上がり。
昔ながらのウォルト・ディズニー的表現を取り入れながら、現代風に大胆にアレンジされているのを見ると「大人が全力でモノづくりするってこういうことか…」と感動しきりです。撮影と制作の裏側をじっくりメイキングで見せてほしい…!
こんなにハイコンテクストな動画、映画館での公開は難しいんじゃないかしら…と思うと、それもこれも、オリジナル配信サービスが始まったから、と言えるんでしょうね。コンテンツメーカーがチャンネルの持つ強みです。
とはいえ、この動画、いつまで公開していられるんだろう…?という一抹の不安すら覚える「突き抜け感」そこまで含めたマーケティングだとしても、ディズニーさん、さすが。お見事です。
痛快かつ「マジかよ!」の連続になる「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」ノーブランドのコーラ片手に是非ご覧ください。
※お子さんに見せて良いかどうかは、一度大人が見てから判断すると良いと思いますよ!