Nintendo Switchのコントローラーといえば、Joy-Con、Proコントローラー(通称プロコン)。さらに純正の代替品としてサードパーティ製もありますが、皆さんはお気に入りのコントローラーはありますか?
今回は私が約6ヶ月間、実際に使ってみて「これはJoy-Conに戻れないかも」と思うほどに愛用している、サードパーティ製コントローラー『グリコンα(Gri-Con α)』をご紹介します。
なぜ『グリコンα』にしたのか?購入経緯と理由
2021年3月26日『モンスターハンターライズ(以降、モンハンライズ)』の発売を機にSwitch本体を購入。しかしPlayStation(以降、プレステ)のゲームをしばらくプレイしていた影響か、付属コントローラーJoy-Conではどうも操作時のボタン間隔に加えて、本体に装着した際のグリップ力は物足りなさを感じていました。
そこであくまで自己責任になりますが、手元にあるプレステのコントローラーとSwitch接続を可能にするコンバーターを活用。「これでコントローラーの握りやすさも解決!」と思ったのも束の間。FPSゲームほどに操作遅延にシビアではないものの『モンハンライズ』の操作中にカウンター攻撃を繰り出すと「少しラグがある…?」と感じるように。
恐らくコンバーターを経由することで僅かな差ですが操作性におけるラグが出てしまったのではないかと考え、私が求める「Joy-Con同様の容易な接続」「持ち運びやすいコントローラー」「握りやすさ」の条件をクリアするコントローラーを探し、比較検討して見つけたのが『グリコンα』です。
サードパーティ製のSwitchコントローラーは家電量販店でも見かけることがありますが、『グリコンα』は執筆時点では正規販売店サイトと同社運営の楽天市場ショップでのみ購入可能です。
『グリコンα』のスペック
- サイズ:約7×20×41mm
- 重さ:約149g
- 通信機能:Bluetooth 2.1
- 内蔵バッテリー:リチウムイオン(500mAH / 3.7V)
『グリコンα』の特長・良かった点
正規販売サイトに記載されている特長と、私自身が使ってみて良かった・便利だなと思った点です。
- 接続設定不要のかんたん接続!
初回接続はSwitch本体に取り付けるだけ、以降はホームボタンで起動OK。 - Switchドッグに本体と一緒にセット&充電
グリコンαを付けたままドックにセットして、充電可能。
コントローラー単体での充電はUSB Type-C接続対応(充電時間約2時間 / 使用時間8~10時間)。 - ワイヤレス接続対応
Switch本体に装着せずに、本体とワイヤレスで使用可能。 - Switch 有機EL、Liteに対応
- Joy-Con同様の”おすそわけプレイ”に対応
左右のコントローラーを2人で1つずつに分けて使用可能。 - 背面ボタン付き
Joy-Conやプロコンにはない背面ボタンに好きなボタンを割り当て可能。私は+/−ボタンを割り当てています。 - 連射/連射ホールド
ボタンを押していなくても連射できる連射ホールド機能搭載。 - ジャイロセンサー
細かい操作に対応可能な6軸ジャイロ搭載 - 左右のLRスティックにLEDリングライト
カラー8色 / エフェクト3種の組み合わせで設定でき、明るさも調節可能。カラーは左右で別にすることもできます。 - HD振動(振動レベル5段階)
100%、75%、50%、30%、振動なし - 人間工学に基づいた手に馴染むデザイン&軽量素材
背面は特殊なパターン素材で、手汗や力みによる滑りを軽減。 - アップデートに対応
ファームウェアやアップデートに対応したサポート体制。 - 正規1年間保証(ドリフト現象は1ヶ月間)
- 日本語の取扱説明書
国内の正規代理店が販売しているので、説明書が日本語に対応。平行輸入品では説明書が日本語でない場合もあるようです(比較検討時に知ったレビュー情報より)。
『グリコンα』の残念な点
あくまで私感ですが、私自身が使ってみて惜しい・残念だなと思った点です。
- コントローラー単体での充電
コントローラーには左右それぞれにUSB Type-Cポートがありますが、左右を同時に充電するためには以下のいずれかになってしまいます。
「本体に装着して本体から給電」
「本体に装着してドックから充電」
「充電用USBケーブルを2つ用意する」
「コントローラを同時充電可能にする周辺アクセサリーが別途必要」 - LRスティック側面に施されている滑り止め
10~12時間配信などで長時間スティックを使用していたら、親指に当たる側面のザラザラした滑り止めの感触が痛く感じてきてしまったため、別途購入したスティックに被せるシリコンキャップを装着しています。
※短時間や連日使用しない使い方であれば問題ないかもしれません。 - LRスティックの押し込み音
Joy-Conと比較すると、やや大きく聞こえます。 - Joy-Conに比べるとサイズが大きい
Joy-Conのサイズ感が丁度良いと感じる方にとっては、大きくて逆に使いづらいと感じる場合もあるかもしれません。 - アップデートにはPCが必要
方法は説明書に記載がありますが、私が昨年末に試した時点ではアップデートファイルがZip形式のためか、MacOSで試そうとしたところ上手くいきませんでした。今後スマホなどでも簡単にできるようになると便利そう。
こんな人にオススメ!
- グリップ力のあるコントローラーを探している
- 背面ボタンが欲しい
- 連射機能が欲しい
- HD振動が欲しい
- 持ち運びに負担のない軽さ
- LEDで光るコントローラーが欲しい
先述したように、私にとっては操作の快適性と要件を満たしているため「これはJoy-Conに戻れないかも」と、すっかり一軍のコントローラーとなっています。さらに、ゲーム実況の配信中でリスナーさんからも「コントローラーはどこのを使っているの?」「良さそう!」との声も多く挙げられていました。
サードパーティ製コントローラー『グリコンα』。
Switchのコントローラーをお探しの方は、ぜひ候補の1つにいかがでしょうか。