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新デザインの「Nothing Phone (2a)」をチェック、iPhone 15 Pro Maxともサイズを比較してみた

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Nothingの新しいスマートフォン「Nothing Phone (2a)」が日本でも発売になりました。価格はメモリ8GB+ストレージ128GBモデルが49,800円、12GB+256GBモデルが55,800円です。まずは12GBモデルが発売され、8GBモデルは追って投入される予定です。

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LEDライトの数は減り、カメラ配置も変わった

Nothing Phoneといえば背面に埋め込まれたLEDライトが光るGlyph Interfaceがよく知られています。背面全体を様々なパターンで光らせられるスマートフォンは他にはありません。但し、今回発売されたNothing Phone (2a)はこれまで発売されたNothing Phone (1)、Nothing Phone (2)と異なり、LEDライトの数は大幅に減っています。またカメラの配置も背面上部中央に横に並ぶなど、デザインはかなり変わりました。

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初代モデルから変わらぬカメラ。性能は十分だ

チップセットはメディアテックのミドルハイレンジ向けとなるDimensity 7200 Proを採用しました。前モデルのNothing Phone (2)はハイエンドモデルでしたが、今回はモデル名に「a」が着くことからわかるように、価格を抑えながら必要十分な性能を発揮するモデルとなっています。たとえばカメラは5000万画素の広角と超広角を搭載しますが、このスペックは初代モデルから変わっていません。

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持ちやすさが増した本体

本体の形状も若干かわっています。角の部分の丸みが大きくなり、また重量も190gと軽量のため持ちやす画が増したと感じます。デザインに凝ったモデルだけに、手軽に使えるライト感はNothing Phone (2a)の隠れた武器と言えそうです。

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iPhone 15 Pro Maxと比較:両者大きさはほとんど変わらない

ディスプレイサイズは6.7型で、解像度は2412 x 1080ピクセル、リフレッシュレートは120Hzで最大輝度は1100ニト。同じディスプレイサイズのiPhone 15 Pro Maxと本体サイズを比較してみると、161.7 x 76.3 x 8.6mmに対して159.9 x 76.7 x 8.3mmと、iPhone 15 Pro Maxのほうがわずかに小さいもののほぼ同じ大きさです。

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側面は素材の差が大きく出る

側面を見ると材質の違いもあり雰囲気はかなり異なります。

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背面の差(iPhone 15 Pro Maxはカメラ部分に保護ガラスを張り付けている)

なお、背面デザインは当然ですが全く異なります。Nothing Phone (2a)のカメラデザインはちょっと独特ですが、中央に寄せて左右対称のデザインになっており意外と悪くないようにも感じられます。

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FeliCa搭載でより便利に使えるようになった

プリインストールアプリのアイコンは統一されたシンプルなデザインになっています。日本モデルは初めてFeliCaが搭載され、支払いなどより便利に使うことができるようになりました。なお、おサイフケータイのアイコンだけはアプリのオリジナルの色になっており色の統一感が取れていません。とはいえ今後ほかのアプリをインストールすれば、それらもNothingの標準デザインではありません。この辺りは将来的には他のアプリも統一されたデザインのアイコンにカスタマイズできる機能を搭載してほしいところです。

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Glyph Interfaceでライティングをカスタマイズ

さて、Glyph InterfaceはNothing Phone (2a)を日々使う中で「一番いじりがいのある」機能とも言えます。本体を握りながらライティングでタイマー時間を知る時など、上側だけのライトでも十分かもしれません。より派手なライティング効果を求めるなら上位モデルのNothing Phone (2)を、ベーシックなライトでよければNothing Phone (2a)を選べばいいわけです。とはいえNothing Phone (2a)のライティングも他社のスマートフォンに比べれば十分個性的であり、カスタマイズのが楽しく行えます。

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暗い場所での通知が楽しくなる

実際に背面を光らせてみると、光量は十分あるので明るい場所でも光による通知がよく見えます。暗い場所ではその効果はより絶大で、あえて本体を裏返して置き通知を受けるのが楽しくなります。ライトパターンは10種類ですがそれでも十分楽しめます。

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スマートフォンを楽しめる端末だ

高性能なスマートフォンが次々と発売される中で、Nothing Phone (2a)の基本スペックは必要十分なレベルに達しており、日常的に使う分には不満がないでしょう。Nothing Phone (2a)は日々スマートフォンそのものを持つことや使うことを楽しめる端末だと感じました。他の人とは違うスマートフォンを欲しいという人にも勧められるでしょう。Nothingのワイヤレスイヤホンと合わせて使えば、毎日の生活がさらに充実したものになりそうです。

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山根康宏

山根康宏

香港在住携帯研究家

香港在住の携帯電話研究家。年の約半数を海外取材に当て、海外、特に中国の通信事情に精通。携帯電話とスマートフォンを1800台以上所有するコレクターでもある。アップル製品は漢字Talk時代にカラクラやDuo 230など複数台を使いこなしていた。

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