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まっすぐなドライヤー「cado」クラファン開始、ヘアセット革命が起こる予感

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ドライヤー界に、革命児が登場したようですよ。

Cado batton 01

「空気をデザインする」技術集団 cado(カドー)が、革新的なヘアドライヤーを発表しました。8月5日(金)から、GREEN FUNDINGでクラウドファンディングを展開しています。

cado(カドー)はこだわりのあるモノづくりを大切なしている、日本発のメーカー。これまで、ファッショナブルでスマートな空調家電、空気清浄機・加湿器・除湿機などを次々と世に送り出して来ました。今回、その培ってきた送風技術を活かし、ドライヤーに挑戦したというわけです。

ヘアセットが捗る!まっすぐなドライヤーとは?

先日、ショールームでこの新しいヘアドライヤーを試す機会があり、実際に触ってきました。こちらが新製品「baton」です。

Cado batton 02

いや、まずドライヤーに見えないですよね。ドライヤーと言えば誰もが思い浮かべる”ノズル”はどこいった?という感想。でもドライヤーなんです。スティック型で298g。これ、間違いなくめちゃくちゃ軽いです。

ちょうど先日、大手メーカーが”軽量タイプのドライヤー”を発表したばかりですが、それでも550g程度。私もその大手メーカーのドライヤーを今愛用していますが、あれより半分も軽くなるのかと思うと、本当に驚きを禁じ得ません。

Cado batton 03

熱風が出るのはこの部分から。この形だからこそ、ピンポイントで根元に風がしっかり当たるんですね。頭頂部から毛先まで的確に風をとどける機構を開発しているそうなんですが…もう、個人的に「根元に風を当てていち早く乾かしたい」と思い続けてきた私としては「そう、そう!!こういうことだよ!!」と声を上げずにはいられませんでした。

天パの民が救われる…!根元を一気に乾かせる

実は私、生まれつきかなりの天然パーマでして、それにストレートパーマをかけて(3時間ぐらいかかる)現在の髪型を維持しています。それでも、根元がどんどん伸びてくると、髪の毛がいうことを聞かなくなります。よって、髪を洗ったらまず何よりも「根元からしっかり、よーく乾かして、まっすぐブロー」するのが美髪の必須条件なんですね。ここを怠ると、どんなに翌日ストレートアイロンをかけたとしても、根元の方向性が定まらず、ヘアセットに苦労するんですよ…。人の印象の8割ぐらいは髪型が左右するんじゃないかと思っているので、朝はいつも大変。

私と同じように「根元からしっかり、よーく乾かして、まっすぐブロー」が必要な皆さんは多いと思うのですが、これ、一人でやると、超大変。夜も朝も一苦労です。L字型のドライヤーって、重いだけでなく、根元までの距離を測るのがめちゃくちゃ難しいんですよね。ちょっとした筋トレみたいになるし、腕がプルプルしませんか。

そもそもL字のノズルタイプは、美容師さんが効率よくお客さんの髪の毛を乾かすためのもの。根元にしっかり当てながらブローするためには「自分じゃない誰かが当ててくれる」形式じゃないと難しいんですよね。

Cado batton 06

そこで、このbaton。これなら、ヘアドライのための理想的な距離約20cmを保ち、業界トップクラスの2.0㎥/minの直進風を当ててくれます。実際、乾いた髪で使わせてもらいましたがめちゃくちゃ楽すぎてびっくり。尚且つ、軽いし、かなりの風量なので、髪の量が多い人でもすぐに乾きそう。

毎日のわずらわしさから解放される現代人のためのドライヤー

ちょっとお話を伺ったところ「忙しい現代人の、毎日の煩わしさを少しでも軽減したい」という想いがあるそうで、その考え方や、スマートなデザイン、シンプルかつ大胆な構造も大変魅力的です。

Cado batton 04

⾵温調節は4段階、⾼温・中温・低温・スタイリングで、最⾼温度は85℃。これはあえて一般的なドライヤーより低く設定されていて、髪へのダメージと過乾燥を防⽌してくれます。コード部分が360度回転するので、コードが絡まる煩わしさもなし。かつ、アタッチメントをつけると、あっという間に「くるくるドライヤー」に変身するという優れもので、正直もう、すぐにでも「欲しい」と思える製品だと思いました。

Cado batton 05

ちなみにこれ、本当に、あの「リレーのバトン」と同じ太さなんだそうで、手で持っても違和感がなく、すごく握りやすいなという印象でした。手が疲れないのは良いですね。

なお、今回触らせてもらったのは、サンプル版で、製品版ではありません。かつ、掲載されている写真も開発中のものですので、デザインや仕様は変わる可能性があります。発送は、2022年10月の順次発送を予定しているとか。クラウドファンディングにはリスクもありますので、参加される方は、ご自身でよーく判断してくださいね。

そして、私もまだ、実際に「濡れた髪を乾かす」作業まではしていないので製品版が完成したら、動画含めたレビューをお届けできたらなと思っています。

baton:GREEN FUNDING

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弓月ひろみ

弓月ひろみ

ITジャーナリスト

20代でアイドルデビュー。ラジオパーソナリティやリポーター、記者として活動。ビデオジャーナリストとして、国内・海外のテクノロジー関係のイベント等を取材。iPhoneケースの専門家として「マツコの知らない世界」「中居正広のミになる図書館」「所さんのニッポンのミカタ」出演。大学時代、イベント制作に深く関わった経験から、総動員数36万人のアートイベント、iPhoneケース展ほか、企業のPRイベントのプロデュースと運営。その他、写真や映像の作品モデルとしても活動。情報伝達、表現、プロデュースの三軸で多角的に活動中。この番組ではよく喋る。

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