フォーカルポイントは10月3日、IMMOTOR社の新しいポータブル電源「BAYシリーズ」を10月11日から「GREEN FUNDING」でクラウドファンディングを開始する前に、プレス発表会を行った。
発表されたのは、キャンプなどでの活用が想定されたポータブル電源で、バッテリー容量が543Whの「BAY 500」と、1023Whの「BAY 1000」の2製品。
「BAY 500」には、DC Port、USB-A x2、USB PD/100W出力に対応したUSB-Cポートが2ポート用意されている。
また、背面にはACポートが2ポート搭載されている。
もう一つの「BAY 1000」は、DC Port×2、USB-A x2、USB-Cポートx4、シガーソケット×1という構成。なお、最大出力は「BAY 500」は600W、「BAY 1000」は1200Wとなっている。
筐体はアルミニウム合金製。ハンドル部分は本革巻きのステンレススチールが使われている。また、上面に最大15W出力のワイヤレスチャージャーが搭載されているのも特徴の一つだ。
グリーンエネルギーを利用を促進するためのNFT
この製品の最も特徴的なところは、Web 3の技術を使いNFTを提供するという点にある。「BAYシリーズ」を購入すると製品1台につき1つのユニークのNFTアバターが提供され、グリーンエネルギーを使うことでアイテムが与えられ、ゲーム感覚でグリーンエネルギーを活用を促進する形になる。
この仕組みは「GPN(GreenPower Network)」を通じて提供され、製品に搭載されたチップが、どういった電力で充電されたかを判別することができ、そのデータをトークン化する。
ただ製品を出すだけではなく、グリーンエネルギーをより積極的に使う仕組みとして、ブロックチェーンやNFTといった技術を活用する新しい製品。今後実際にどう広がりを見せていくかは注目をしていきたいところだ。