Appleが3年ぶりに開催したWWDC22。コロナ禍でのリアル開催を断念していた同社が、久しぶりに開発者やメディアたちが一堂に解する場として選んだのが、本社Apple Park。
今回初めて公開されたその社内の様子を、独自の視点でお届けするリポート第二弾です。
前回のレポートはこちら
今回も動画の切り出しがメインとなりますので、やや、ピントがぼけたり、ブレている部分がありますがどうぞご容赦ください。
Apple Parkといえば、サークル状の建物「リングビルディング」が有名です。でも、アップルファンなら、合わせてイメージするのが、インナーサークルにある「レインボーのアーチ」ではないでしょうか。
WWDC22の本番が始まる前、自由に撮影できる時間がありましたので、せっかくなら、とレインボーを目指すことにしました。
リングビルディングの内側へ
リングビルディングは外側、内側、両方がガラス張りになっており、各コーナーから外に出ることができます。
リングビルディングの内側から外に出ると、やや遠くにアーチが見えています。
アーチの手前には、カフェテラスのようなエリアが。黒いポールには「Design」「Swift」…などいくつかの単語が書かれていました。場所名として付けられているのか、そのチームが使って良い場所、ということなのかは不明ですが、どうやら今回WWDCに参加した開発者の方は、このエリアに座って話を聞くタイミングがあったようです。
リングビルディングは直径500m。アーチは、会場を背にして向こう側(という表現でいいんですかね…)に寄っているので、かなり距離があります。近くまで歩いて行く時間がなかったので
ジャンプだけ決めさせて貰いました。
※MACお宝鑑定団、Danbo総帥の指示によるものです
芝生はかなり育っていて、スニーカーで踏み締めるも、やや足を取られるぐらい。ここでピクニックとかしたら、楽しいでしょうねえ…。
ループビルディングの入り口にもレインボーのマークがありました。
Steve Jobs Theaterへ
本番終了後は、M2 MacBook Air のハンズオンのため、Steve Jobs Theater(スティーブ・ジョブズ・シアター)に向かいました。
建設中から話題になっていた、広大な敷地の半分ほどをしめる、緩やかなランドスケープ。
watchOSの発表の際に、Apple Watchを身に付けてランナーが走っていたのが、多分このあたりです。Steve Jobs Theaterに向けてなだらかな坂道を登って行くイメージですね。
ただ、草木が生い茂る道…に見えますが、実際はとても細かく整備されているだろうことが感じられます。
丘の上に立つ、スティーブ・ジョブズ・シアターに到着。ここが坂道になっているのは、地下がシアターだからでしょうか。
スティーブ・ジョブズ・シアター、本当にきれいです。ループビルディングに似た作りで、天井とフロアの間にはガラスしかありません。中には柱もありません。
(今気がつきましたが、この入り口にいる方、前編で書いた、リングビルディングの入り口で「いらっしゃいませー」を言ってくれた担当の方でした)
ティム・クックCEOやフィル・シラーも登場
スティーブ・ジョブズ・シアターに登場したティム・クックCEO。
ツーショットも撮らせて貰いました。正直、ものすごい人だかりで、背の低い私はティムまで辿り着けないんじゃないか…と思いましたが、恥を忍んで頑張りました…。
なお、この場所にはメディアやインフルエンサーしかいないはずなんですが、セルフィを撮りたがる人が続出し、彼はその一人ひとりに優しく対応していました。各国のいろいろな著名人と会っているはずの取材陣が、記念にセルフィを撮りたくなるCEOって、実は少ない気がしますよね。
M2 MacBook Airのレビューについては、動画をご覧ください。
その後、会場の外で、ふらふら写真を撮っていると松村太郎君が「フィルがいるよ!」と教えてくれたので、一目散にそちらへ。
レビュー動画ではカットしていますが、実はフィル、周囲の人に握手を求められ「いやいや、今は握手ダメでしょ!こっち!」とグータッチしてくれたのでした。
以下、動画の切り出しをパラパラ漫画的に。
今回のイベントはどうだった?と聞いて回る姿が印象的でした。
今回公開されたApple Parkの本社内は、一般の人は入ることができませんが、隣にあるビジターセンターには誰でも入ることができます。
ビジターセンターの屋上から本社を見るとこんな感じ。この写真は、YouTubeの配信などのサムネイルにも使わせてもらいましたが、ほとんど森が写ってるようにしか見えないんですよね…。まぁ、それこそが「Apple Park」がパークたる所以なのかもしれません。
今回、特に発表される事はありませんでしたが、ビジターセンターの隣にはデベロッパーセンターがオープンしていました。
Apple Parkは、大変広大な敷地に立っているので、今回我々が見ることができたのは、本当にその一部だけですが、ここから、数々の素晴らしい製品が生み出されているのだと思うと、感慨深いものがありますよね。
以上、WWDC22で公開されたApple Parkに行ってみた!リポートを2回にわたってお送りしました。