Appleは現地時間6月6日に行われた「WWDC21」において、ステージマネージャと外部ディスプレイのフルサポートした「iPadOS 16」を発表しました。
共同作業がより便利に
「iOS 16」や「macOS Ventura」と同様にメッセージの新しい機能により、ファイル、Keynote、Numbers、Pages、メモ、リマインダー、Safariなどの共同作業をすることが簡単になります。
新しい共同作業アプリを使うと、レイアウトやページサイズを気にすることなく、ユーザーは表示、共有、共同作業のすべてを一か所で行うことができます。もちろんApple Pencilに完全対応し、リアルタイムの共同作業スペースでほかの人が行ったコンテンツの追加や編集を見ることができます。
M1チップのパワーを活用した新機能
M1チップを搭載したiPad ProやiPad Airでは仮想メモリスワップに対応します。iPadのストレージを使用して、すべてのアプリで利用可能なメモリを最大16GBまで拡張できます。
さらに、「macOS Ventura」に搭載される「ステージマネージャ」が「iPadOS 16」にも搭載されます。アプリとウインドウを自動的に整理し、タスク間の切り替えをすばやく簡単にできるようになります。
また、このステージマネージャは、最大6Kの解像度を備えた外部ディスプレイのフルサポートするので、iPad上に最大4つのアプリ、外部ディスプレイに4つのアプリを表示しながら作業することができるようになります。
そのほかにも「天気」アプリがiPadに登場するなど多くの新機能が追加されます。
「iPadOS 16」はデベロッパー向けには本日から、パブリックベータは7月、正式リリースは秋に予定されています。