Nothing Phone (2)が発表になりました。一見すると「あれ?初代と変わってない?」と思えるデザインですが、細かい部分で進化が見られます。ということでNothing Phone (1)と写真で比べてみましょう。
Nothing Phoneと言えば背面のライティング「Glyph Interface」が特徴です。これがNothing Phone (1)とNothing Phone (2)ではかなり変わりました。左がNothing Phone (1)、右がNothing Phone (2)です。
Nothing Phone (1)のLEDライトは初めて見たとき驚きを覚えましたが、Nothing Phone (2)ではそのライトがより目立つように細かく分割されました。これで光るパターンをより詳細に変えることができるわけですね。カメラ部分を見ても今までは円周にライトが配置されていましたが、2つに分けることで通知もよりわかりやすくなりそう。
本体サイズもNothing Phone (2)は若干長くなっています。ディスプレイサイズが大型化したこともありサイズアップしているようです。Nothing Phone (1)は6.55インチでしたが、Nothing Phone (2)は6.7インチになりました。
本体の色合いも白モデルはあまりかわっていないように見えますが微妙に異なります。グレイのモデルはだいぶ色が淡くなって、サイズアップを感じさせないようにしているようにも見えます。
細かいところですが、本体の断面形状も若干変わっています。Nothing Phone (2)は側面から裏側にかけて、やや丸みをつけた形状になりました。Nothing Phone (1)は角をきっちり立てたデザインだったので、本体を持つと握り心地に差が出ます。Nothing Phone (1)のほうがiPhoneにだいぶ近い印象ですが、Nothing Phone (2)はやや握りやすくなったなと感じます。
Nothing Phone (2)発売後もNothing Phone (1)は引き続き販売されるそうです。両者のスペックの大きな違いは、
- Nothing Phone (2):Snapdragon 8+ Gen 1、6.7型ディスプレイ
- Nothing Phone (1):Snapdragon 778G+、6.55型ディスプレイ
となり、性能で2つのバリエーションができたことになります。今のスマートフォンデザインに飽き足らない人向けの新しい体験を提供するNothing、新製品の日本上陸が楽しみです。
なお日本での販売は7月25日から。7月21日からNothing.techで予約が開始されます。価格は以下の通りです。
- 8GB/128GB:79,800円(税込み)
- 12GB/256GB:99,800円(税込み)
- 12GB/512GB:109,800円(税込み)