Appleは、2024年4月10日まで学生向けのキャンペーンを行なっているが、Apple Storeで毎日行われている無料セッションToday at Appleでもそれに合わせて「Appleと一緒に、それいけ新学期」と題したセッションを行なっている。
今回は2月15日にApple表参道で行われた「ワークショップ:平岡雄太に学ぼう!ノートの超整理術」に実際に参加してみた。
平岡雄太さんがToday at Appleに登壇するのはこれで3回目。これまではApple丸の内でのセッションだったが、今回は初めてApple表参道でのセッションとなった。
今回はiPad向けアプリ「Goodnotes」の使い方を中心に、導入編として書類準備編から、実践的な使い方を解説していくという流れとなった。
書類準備編では、まず前提としてiPadを使うのであれば、手元にある紙は全てiPadの中で見られるようにすることが大切と話す平岡雄太さん。iPadのファイルアプリからカメラを使って書類を撮影してPDFにするという手順を実演しながら解説したり、メモアプリにあるデータも、一度プリント画面を経由することでPDF化する裏技も紹介していた。
実際の「Goodnotes」の使い方としては、ノートの新規作成のやり方はもちろんのこと、PDFのデータにメモやスタンプ、アウトライン(目次)を追加することなど、細かいながら実際に使うときに躓きそうなところにポイントを当てて解説していた。
さらに、検索性を向上させるために、気になった部分や覚えておきたい部分を丸で囲んで手書きで「keep」など英語で書いておくと、「Goodnotes」内で検索したときに見つけやすいといったTipsを紹介していた。ちなみに英語で書くのは、やはり認識率が英語の方が高いためだそうだ。
さらに応用編として、ノートのカスタマイズする方法を紹介。途中からテンプレートを変えたり、PDFに空白のページを追加する方法。さらにはショートカットアプリを活用してノートをすぐに書けるようにするやり方などかなり実践的なやり方が紹介されていた。
平岡雄太さんのセッションはいつも参加者が熱心に参加している。今回もあっという間に満席となり、立ち見で参加する人もいた(かくいう僕もその一人だったが)。セッションに参加するのにApple StoreからiPadが貸し出されるのだが、自分のiPadを持ってきて参加している人多さにも驚いた。平岡雄太さんも参加者とコミュニケーションをとりながらセッションを進めていて、発言した人にはご本人の著書をプレゼントするなど終始熱気のあるセッションとなっていたのが印象的だった。
個人的には「Goodnotes」を最近あまり使っていなかったのだが、改めて平岡雄太さんの解説を聞いてみて、いつもはメモアプリ中心の僕も使ってみたくなった。情報の集約という点でもかなり有用なアプリだと感じることができた。