WWDC22を現地取材してきた弓月ひろみと日本からオンラインで参加していたリンクマンが、WWDC22で発表されたトピックについてテキスト対談する企画。今回のテーマは「watchOS 9」です。
Apple Watchを毎日つけるようになって、はや数年が経ちましたが、WWDCの発表の中で私が最も「おおっ」と思ったのは、ランニングフォームの計測ができるようになる、という点。これはかなりアツい。
僕も今回のWWDCの発表で驚きが多かったのはwatchOS 9なんだよね。最近地味なアップデートが続いていた感じだったから、今回のはよかったよね。
私は、42年間の間、1度も走ろうと思った事はなかったけど、Apple Watchをきっかけに走る楽しさを覚えた1人。そこから、ランニングシューズを揃えたり、ランニングウェアに興味を持ったり、最終的にはランニングフォームがわかるガジェットのレビューなんかもやったの。
いきなりすごいハマり方したよね(笑)
正直最近は、ちょっとサボりがちだったんだけど、Apple Watchに新しい機能がくるんだったらもう一度やり直そうかなって思えた!
ランニングフォームの計測ってそんな簡単じゃないと思うんだけど、Apple Watchのセンサーってどうなってんの?って本当に思ったよ。
ワークアウトアプリのアップデート
Apple Watchって最初からワークアウトの上下運動が測れないとか、心拍数からしか消費カロリー計算ができない分野がある、という課題があった。
そうそう、ワークアウトアプリってカスタマイズ性が低くて決まったものしかできないという問題あったよね。
今回、watchOS 9で色々計測できることが増えるみたいだけど、OSの進化と言う事は、センサーが変わるわけではない。ウェアラブル端末を変えることなく、ここまでデータの幅を広げてくるのはなかなか凄いことだよね。
Appleは本社内にFitnes Centerがあって日々専門家が研究してるんだろうけど、この辺りは愚直にデータを取り続けてるのかなと思った。
そういえば、Keynoteでは、本社の中、というか庭を走っていたよね…。同じところを少し歩いたけど、緩やかな坂になっていたり、緑が多くて、確かにランニングしたくなるような道だったよ。
そのあと一人で本社の周りを30分ほどお散歩したけど、皇居ランナーみたいに外周を走っている人もチラホラ。
そういえばFitness Centerの入り口の写真を撮っていた(笑)きっとこれはレア!
おお、これはすごい!これ今回色々な人の投稿で知ったけど、建物の近くに住所みたいにこの黒い看板が立ってるみたいね。
Apple Watchは、心電図等が図れると言う点からウェアラブルウォッチの中では一強な感じがある。でもアイアンマンのような過酷なレース向けではなくて、日常遣いがメイン。しかも「あまり運動をしたことがない人でもすぐ使えるように」設計されている気がするね。
ランニングや登山とかはGarminが強いよね。Apple Watchは今まで運動をやってなかった人が始めるキッカケになる要素はあると思うんだよね。最初は違う目的で購入したとしても、ここに気づくとハマるという形もあるんじゃないかな。
ランニングフォーム指標が追加される
今回のアップデートでは、歩幅の長さ、接地時間、上下動などの新しい”ランニングフォーム指標”が見られるようになる。いわゆる「ストライド」がわかる。
これ普通ならコーチに見てもらうとか、専用のガジェットを使って測定するんだけど、Apple Watchだけでわかるのはびっくりしかない。別の記事にも書いたんだけど、怪我の防止なんかにも効果ありそうだからね。
Apple Watchのデータを使って一緒にトレーニングしましょう!っていうコーチが出てくるんじゃないかな?自主トレーニングと合わせてデータを分析、一緒にタイムを伸ばしていくとか。
オンラインで、新しいデータなどをしっかり解析してくれたり、メニューを考えてくれるコーチが出てくるかもね。
新しいビジネスの誕生を予測(笑)
それもAppleが提供しちゃうかもしれないけど(笑)
日本には来ない気がする!!
Fitness+が全然日本に来ないからな…
そうそう、実はiPhoneも、歩行の速度や非対称性、両脚の指示時間を測定して記録しているんだよね。ヘルスケア→ブラウズ→歩行の中にある。
あるよね。Apple Watchはより体に密着しているから詳細なデータが取れるんだと思うんだけど、それにしたってなんで全身の動きがわかるんだろうと思ってしまう(笑)
そこが企業秘密なんだと思うけどね(笑)Apple WatchとiPhoneで取得される「ヘルスケア」のデータを見ていると、健康とはデータであって、データを見ればある程度の不調は自分でわかるんだな…と言うことに気づいたよ。
可視化されることって大事だよね。普段は健康診断でしかデータって見ないけど、普段から蓄積されているって大事なことなんだよね。
数字をを見るのが楽しいからダイエットが続く、という人がいると思うけど、運動も同じ。Apple Watchのアクティビティリングがあるからモチベーションがあがる、という人も多いからね。今回のアップデートで、ランナーも増えるかも。
モチベーションをどう持続したりするかは大事だから、色々データが増えると刺さる人が増える可能性はあるね。
そうか、これはWWDCなんだから、こうやって取得されデータを送ることで、次にやるべきことを指示してくれるコーチングアプリを、だれかが開発してくれればいいんだ。いま「あすけん」のように、データをAIが解析したり、チャットでコーチが指示を出してくれるアプリ、増えているよね。そうすれば人口と増える!仲間が増える!楽しみに待ちたいと思います!
watchOS 9は早く試したいな。レビューもガジェタッチでしっかりやるしかないね。
つまり、リンクマンが走ると。
僕は撮影担当で…
走れや(笑)!!