Appleは11月14日、空間ビデオの編集に対応した「Final Cut Pro 11」をMac App Storeでリリースした。
今回の「Final Cut Pro 11」の新機能は以下の通り。
- 画期的なAI対応マグネティックマスクを使うと、どんな映像でも、グリーンスクリーンや時間のかかる手動のロトスコープを使うことなく、人、物体、形状を分離して、創造の自由を広げることができます。
- 「キャプションに文字起こし」を使うと、スピードと正確性を兼ね備えた強力なAI言語モデルによって、オーディオからタイムラインにキャプションを自動作成します。(Appleシリコンを搭載したMacとmacOS Sequoia以降が必要です。)
- Apple Vision ProやiPhone 15 Pro以降から空間ビデオクリップを読み込んで編集できます。タイトル、カラー補正、エフェクトを追加し、魅力的な空間プロジェクトを共有して、Apple Vision Proで視聴できます。(Appleシリコンを搭載したMacが必要です。)
- 同期クリップやマルチカムクリップを作成するときに、オリジナルのクリップを自動的に非表示にして、ブラウザの画面をすっきりとした状態に保ちます。
- 「縦方向にズームして合わせる」を使うと、クリップの高さをタイムラインに一致させることができます。
- 新しいピクチャインピクチャとコールアウトのエフェクトで、制作フローを高速化します。
- 新しい「モジュラー」トランジションで、驚くようなビジュアルを作成します。
- ブラウザとタイムラインの一般的なタスクの新しいキーボードショートカットで、作業効率が上がります。
- 他社製メディア機能拡張をインストールして、さらに多くのビデオフォーマットの再生や編集に対応できます。(macOS Sequoia以降が必要です。)