2022年8月30日Apple銀座の仮店舗がオープンした。8月28日に銀座3丁目にあった店舗がビル建て替えのため一時閉店。銀座8丁目「HULIC &New GINZA 8」に仮店舗を構えることになった。
10時のオープンを前に30人ほどが列を作り開店を待っていた。直前にはストアスタッフによるカウントダウンが行われ大きな盛り上がりを見せていた。
Apple銀座仮店舗は地下1階〜3階までが入れるようになっている。地下1Fは「製品の受け取り/Today at Apple」、2階は「iPhone/iPad/Mac/Apple Watch」、3階は「Genius Bar/アクセサリ」という構成。コンパクトにまとまっている印象だ。
世界中のApple Storeに精通しているガジェタッチ最高顧問、Mac OtakaraのDANBOさんにこのApple銀座仮店舗の特徴や見どころを聞いてみた。
Appleが、店舗の改装を行うために一時的な仮店舗営業を行った店舗としては、Apple SoHo、Apple Fifth Avenue、Apple Regent Streetなどの基幹店に加え、Apple Pasadena、Apple Brent Crossなど結構ある。
日本初の耐火、木造+鉄骨造のハイブリッド建築による12階建て商業施設で、外装材には天然木のルーバーがあしらわれている。
また、貸室の柱・梁などに耐火集成材が使用されている。1フロアの床面積は約52坪で、1フロアの床面積が約62坪のApple渋谷より小さい店舗。
HULIC &New GINZA 8ビルのテナント看板を見ると、1Fを示す部分にAppleロゴがあり、B1Fから8階までがグレイカラーとなっているため、実際には8階まで借りているようだ。
今回の仮店舗は、あくまで仮店舗で常設店舗としての位置づけではないため、借室内をなるべく維持した店舗として施行されていて、天井にある蛍光灯照明は、Apple Premium Reseller 2.5デザインでも採用されている米国から輸入された特別仕様となっている。
展示台は、旧Apple銀座のものと素材は同じだが、新しく作られた幅が小さいサイズのもので、手をかざすと電源コンセントやEthernetポートが回転してせり出す仕組みが組み込まれている。
また、天井の高さを出すために、敢えて天井をおこさず剥き出しで使用している関係上、通常は天井裏に隠れていて見えないビジネス向けWi-Fiアクセスポイント(メッシュが組まれている)や、Meyer Soundのスピーカーやウーハーシステムを見ることができる。
2階にある長い金属製の棒を使用してApple Watchを展示する什器は日本初。
銀座3丁目のビルの建て替えは数年かかる見込み。その間Apple銀座はこの銀座8丁目で営業することになる。銀座からだけでなく新橋からもアクセスがいいので便利に利用できるのではないだろうか。
#Apple銀座 pic.twitter.com/9kRDruVOwu
— からがな🐦Karagana (@Krgn1002) August 30, 2022
#Apple銀座
Mac ProとPro Display XDR@idanbo pic.twitter.com/zavuivIMCC— とらのすけ (@TORANOSUKE0819) August 30, 2022
Apple銀座のB1F 製品受け取り/ Today at Appleのフロアです。 pic.twitter.com/qpZkandFsL
— とらのすけ (@TORANOSUKE0819) August 30, 2022
こちらの展示はアジア初だそうな。#Apple銀座 pic.twitter.com/DG9Y5qO6Zi
— からがな🐦Karagana (@Krgn1002) August 30, 2022