YouTubeは、2022年10月27日から、チャンネルページでショートとライブを別タブ表示にするレイアウト変更を行いました。
この変更により「動画」タブにはショートやライブ配信は表示されなくなり、配信済みのライブ動画も「ライブ」タブに入るようになりました。
YouTubeは、2023年2月1日からショート動画の収益化をスタートさせると発表しています。
2022年12月時点で、日本のYouTubeチャンネル登録者数の1位は「HikakinTV」でも「はじめしゃちょー」でもなく「Junya.じゅんや」で、チャンネル登録者数は1880万人を超えています。
YouTubeへの投稿は2020年9月からで、394日でチャンネル登録者数は1000万人を超えています。
Junya.じゅんやはTikToker「@junya1gou」として2018年から活動していて、フォロワー数4330万人で、2022年12月時点で日本で1位の方なのです。
最初の2年間は日本人向けコンテンツでしたが、TikTokのアルゴリズムの一つである「日本で受けた動画は世界でも通用する」を意識し、2020年から言語に依存しない体を張るショート動画を投稿するようになり、一気にフォロワー数が伸びます。
TikTokのショート動画は「15秒」「60秒」「3分」が基本で、短くテンポが良いほど人気が上がります。
YouTubeの場合、最低1分以上の動画でないと広告が付かないため、TikTokerがYouTubeに投稿する場合、TikTokで人気になった動画を何本かまとめて長い動画を作り投稿していることが多く、Junya.じゅんやの投稿もそのスタイルです。
2022年12月時点で、日本のYouTubeチャンネル登録者数の2位は「Sagawa /さがわ」で、チャンネル登録者数は1480万人を超えています。
2021年2月から、TikTokとYouTubeへの投稿を開始し、TikToker「@sagawa1gou」のフォロワー数は310万人で日本で56位の方です。
Junya.じゅんやと友人のようで、投稿スタイルはJunya.じゅんやと同じです。
2022年12月時点で、日本のTikTokフォロワー数の2位は「@bayashi.tiktok」のフォロワー数3760万人です。
元々は、2019年10月にYouTubeチャンネルを開設し、YouTubeチャンネルへの集客を目的にTikTokも始めたのですが、YouTubeが収益化できるタイミングでアカウントが乗っ取られ、現在の「バヤシTV」は、新たに作られたチャンネルです。
YouTubeへの投稿スタイルは、TikTokに投稿したASMR動画を何本かまとめて長い動画を作り投稿しています。
この3人からも分かるとおり、ショート動画クリエイターは、これまでのYouTuberとは、そもそもの動画作成スタイルが異なり、圧倒的な支持を得て急速に伸びているといことが分かります。
もし、この3人のクリエイターを1人でも知っていないと、令和の動画市場に乗り遅れていると思った方が良いです。
最初でも説明したように、YouTubeは2023年2月1日からショート動画の収益化をスタートします。
その理由の一つは、TikTokにはクリエイター収益機能としてライブ配信での投げ銭ぐらいしかなく、投稿者自体に収益分配システムがないためです。
これがオンになると、これまでわざわざ長い動画を作成する必要がなくなり、加えてショート動画にも投げ銭「Super Thanks」が利用可能にもなります。
逆を言えば、YouTube全体の収益分配から除外されていたショート動画が対象になることで収益分配率が変わり、通常のYouTube動画の収益率が下がる可能性もあります。
YouTubeで人気の動画コンテンツは「ショート動画」みなさんもトライしてみましょう!