ソニー・ホンダモビリティのEV「AFEELA」が、開発・販売停止となった。CESでの鮮烈なデビューから一転、プロジェクトは幕を閉じた。ソニー側の見方はすでに別回で語られているが、今回はホンダ側の視点から読み解く。そして、この話が単なるEVの失敗談では終わらないのが今回の見どころだ。

動画概要
今回のOpenMic Insightは、スマホ・ケータイジャーナリストの石川温氏をコメンテーターに迎えた回の前半。テーマはソニー・ホンダモビリティの開発中止をめぐる考察だ。
なぜホンダはここまで方針が揺れるのか。AFEELAを失ったのはどちらにとってより大きなダメージか。そして、自動車産業は今後どこへ向かうのか。モバイル業界と自動車業界w長年取材してきた石川さんならではの視点で、話は思わぬ方向へ広がっていく。
注目ポイント①:「ブレブレ」の構造的な理由
石川氏が指摘したのは、ホンダの意思決定が一貫しないことへの率直な見方だ。技術系の社長になれば「やる」、営業系の社長になれば「やめた」。その繰り返しが、今回の判断にも影響しているのではないかという。
トヨタとの比較も印象的で、「全方位でやる」と言い切り続けた豊田章男会長との対比が、ここにきて鮮明になってきた。詳細な分析は、ぜひ動画で確認してほしい。
注目ポイント②:「もったいなかった」プロジェクト
ソニーとホンダ、2社の開発アプローチはそもそも根本から異なっていた。ホンダが自前主義でチップから内製を目指したのに対し、ソニーホンダはQualcommなど外部パートナーと組むスマートフォン的な作り方を採用していた。石川さんはこのオープンな開発モデルに「トヨタや日産にはできないやり方」と言及している。
終わってしまったからこそ浮かび上がる、あの組み合わせの可能性。そのあたりの話が、今回もっとも刺さるくだりかもしれない。
動画の見どころ
石川氏がAFEELAをいつか買うつもりでホンダeを購入していたという冒頭の告白が、この回の空気を象徴している。単なる分析ではなく、ジャーナリストとして個人的にこのプロジェクトを追いかけてきた人間の言葉として聞くと、また違う重みがある。
「自動車のスマホ化」というキーワードも随所に出てくる。日本のモバイル業界が歩んだ道と、今の自動車産業を重ねる視点は注目だ
AFEELAの開発中止というニュースを、石川氏はホンダ側の構造的な問題と絡めて語る。今後ホンダがどう立て直すのか、ソニーホンダモビリティに残された可能性はあるのか。答えが出ていないからこそ、話は続く。
